グラタンのパズル日記

日記とアニメの感想が主。時々レベルファイブ作品のネタを少々。
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うしろ 放課後の王国。

うしろ  放課後の王国。 (角川ホラー文庫)うしろ 放課後の王国。 (角川ホラー文庫)
(2015/02/25)
後藤 リウ

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死神・宇城霊一郎の眷属として、仕方なく彼にに協力し続ける西崎七名子。
彼女は死神達が穢れてしまった人の魂を集める意味、そして彼らを取り巻く
この世とは異なる世界の秘密を知っていくようになる。
その一方で、七名子達が住むまほろば市に少しずつ異変が起こり始めていた…。


死神の少年と女子高校生がタッグを組み、悪人の魂を奪いまくる勧善懲悪譚の続編。
相変わらずクズで自分勝手な人間達が容赦なく死にます。
悪人を殺すどころか許してしまう過去のレベルファイブ作品に比べれば
毎回のオチが個人的にスッキリしているように思えてしまうんだ。
はい、前巻と殆ど変りはありません。一部を除いては。

1巻目の出来事はどれもが「物語の大まかな流れ」の説明として仕事をしていたが
この2巻目ではそこから発展して時々変化球的なエピソードが入っていると同時に
今まで触れられなかった死神側の事情や過去の出来事、そして少しずつ
おそらくこれまで以上の事件が起こりそうだという雰囲気が明らかになってきた。
キャラクター同士の関係もより複雑になってきたようにも思える。
結構沢山の新キャラが登場したが、彼らについてはまだ不明な点も多く
この辺は続編を読むしか謎は解けないんだろう。分かっているのは彼らの殆どが
宇城絶対殺すマンである…ぐらいなところか。宇城嫌われてるな。

さて第1巻の感想記事で、帯には狛犬妖怪の紹介が載っていたと書いたが
今回は宇城が七名子に向けて言った台詞、そして宇城と七名子の関係の変化を
仄めかす記述があった。これら、最後まで読むと分かるのだが
100%帯の通りにはなっていないのだ。でも裏切られた気分ではないな。
むしろひねくれたレベルファイブファン向けの小説としては
非常に読者のツボを突いていると思うんだよ。
宇城のセリフは思いもよらない場面での発言だったし、関係の変化…か。
まぁ元々この二人の主従関係自体が小説の中の世界ではアウトローなんだけどね!
宇城の言動がちょっと可愛らしいように思えるシーンが増えることで親近感が湧いたら
最後でその親近感を不信感に変えるような展開来るしビックリだよ。
でも宇城はやっぱり可愛いよ。彼の従者であり公式ツイッターでハッスルしてる
蛇マフラーのタクシャカに比べるほどでもないがな。

七名子も(本人はその気はないつもりらしいし、そもそも話の流れ的に伏線かどうか分からないが)
今まで抱えていた秘密を意味ありげに吐露したし、オラますます続きが気になってきたぞ。
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[ 2015/03/29 18:52 ] 書籍 小説 | TB(0) | CM(0)

うしろ ふきげんな死神。

まず五年前に発表されたPVを見て欲しい。
ホラー系が苦手な方は、もうこの先を読んでも構わない。

妖怪ウォッチ感想が遅れてしまうかもしれないから、小説の感想を書いてみるよ。
タイトルは『うしろ ふきげんな死神。』

レベルファイブがPSP用ソフトとして発売するつもりだったけど
何故か開発中止になってしまったゲームのノベライズ版…という奇妙な肩書を持つ。
そもそも2009年に割と出来のいいPVを発表したくせに、何故断念した?
また、今回紹介する小説を発売する五か月前に「実は新展開があります」と
社長自らが報告。突然すぎるわ。この時滅茶苦茶混乱したんだぞ。
…落ち着け、『妖○ウォッチ』で稼いでるレベルファイブが突然ホラーゲームの小説?
馬鹿馬鹿しい!流石の日野もそこまで血迷った事はしないだろ。たぶん無理だ、ってね。
ところが本当に書籍化したんだよ。しかも衝撃のおまけ付きで。
このおまけについては後述するとして、早速内容についての説明を。
感想はその後だ。

うしろ ふきげんな死神。 角川ホラー文庫うしろ ふきげんな死神。 角川ホラー文庫
(2014/09/25)
後藤 リウ

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当然設定等は小説のものを基準に書いている。ゲームは知らん。
――女子高生の西崎七名子は『死神』を名乗る青年・宇城霊一郎と出会う。
人間の魂を回収する宇城に協力する(羽目に逢った)七名子は
様々な事件を通して人間の心の中の闇を垣間見ていくのであった――

ちなみにこの「回収する」為に簡単な謎解きをしたりバトルをしたりするので
案外ホラー要素は薄い。でも描写はところどころえげつないため
『妖怪○ォッチ』に登場する白い狛犬妖怪が帯についてるから、という理由で
うっかり手を出してしまったチビッ子がいないかどうか不安だなぁ。
確かに『うしろ』と『○怪ウォッチ』は似ているところが幾つかある。
・人ならざる者達と交流する一般人(主人公)
・その主人公にあれこれ指示を出すパートナー的な存在
・癖のあるマスコットキャラクター
・悪い何かにとり憑かれた人々を退治する勧善懲悪ストーリー…等々。
もしかしたらの話だが、『うしろ』が持つごく僅かな気味の悪さを
全て取り払って生まれたのが『妖怪ウォッ○』なのかもしれない。
今じゃ完全に『妖怪ウッチ』に縋り付くしかない存在なんだろうけど。

小説には序章を除き4つの物語が入っている。
最初の話が二人の出会いの話でそれ以外はそれぞれ別の事件を扱っている。
そのせいか物語自体はあまり進んでいないように感じた。
元々RPGのつもりで作っていたのだろう、謎解き部分よりバトルの方が
描写している量が多かったと思う。犯人分かりやすいし。
(レイトン教授の小説レベルの難しさだと言えば一部の人には分かりやすいだろうか?)
子供向けにしては怖いけど、推理要素のあるホラー小説のつもりで読んだら
かなりしょっぱい内容に思えてしまうかもしれない。
この中途半端さがレベルファイブらしいと言っちゃらしいけど。
でもこの「らしさ」が初心者にとってはありがたいと自分は思うんだ。

じゃあシナリオの出来は悪いのか?…と聞きたいのかもしれないが
物語に関する評価は敢えて保留とさせて頂こう。
だって続きが出る前提のお話は、基本伏線を色々ちりばめるものだからね。
…もうお分かりだろう。この小説、続刊が出るのだ。来年の1月に。
なんというおまけを用意してくれたのだろうか。
設定やキャラクターがレベルファイブ作品の中では割と変わり種なだけに
(まずレベルファイブ作品において女の子が固定の主人公であること事態珍しい。)
心のどこかではこの本をちょっと面白く思っている自分にとっては朗報か。
ストーリーの完成度はあまり期待しないけれども
『うしろ』ワールドをまだ楽しめるというのは結構有り難いのかも。

PVとは色々違う部分はあるが、今後の展開次第ではこれと小説とで
何らかの共通点が出てくるのかもしれない。少し期待しながら待つとしよう。
そして最後にもう一度頭に浮かんでくる疑問。

何故こんなに良い素材をゲーム作品として世に送り出さなかったのだ…?
ふざけんな死神。でも嫌いじゃないよ死神。
[ 2014/11/13 20:29 ] 書籍 小説 | TB(0) | CM(0)

下町不思議町物語

下町不思議町物語 (新潮文庫)下町不思議町物語 (新潮文庫)
(2012/01/28)
香月 日輪

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香月作品では魔法の塔シリーズよりこっちが好きだ。

主人公の須田直之は小学6年生。
大阪から東京の下町の小学校に転校してきた。原因は両親の離婚。
過去に大病を患ったこともあり、小柄(実際挿絵を確認したが…小柄)。
しかし彼は持ち前の負けん気で、いじめっ子の耕太から売られた喧嘩は買う毎日。
でも、毎日いじめを受けていれば流石に誰でも嫌なもの。
それに家では厳格な祖母の清乃がいる。
直之が嫌いな女の子供だからきつく当たってしまうのだこの婆さんは。
それでも彼が毎日を楽しく過ごせるのにはある秘密があった。
ある日偶然(必然的だったのかも)見つけた町:不思議町で彼は高塔と出会う。
(この高塔さん、別の香月作品に出ていらっしゃるようですが私は詳しくは知りません。)
自分は成長が遅い、みんなと同じことが出来ない・・・と色々悩んでいた直之には、
 優しく温かく接してくれる高塔さんとその友人らがいたのだ。
さて、高塔さん達とのふれあいを楽しむ直之だったが――

ここから感想に入るので、若干のネタバレ注意。
魔法の塔シリーズの1冊目と似ているようで似ていないストーリー。
直之の立ち位置が割と我々にも馴染みやすいところ。
病弱だったこと、またそれによる勉強の遅れを取り戻そうと奮闘する姿が清々しく感じる。
また、(同じ作者の作品を比較してしまいますが)
 高塔さん達の言葉が上から目線でないのがすんなりと受け入れやすい。
そして、直之の母親の言葉がショックだった。
大阪のミナミと聞いてから、『まさか?いや絶対ないはず…』と思っていたことが的中orz
凄く虚しかった。これが現実だなんて・・・。でもこういう現実から逃げていては始まらない。
直之は小説内で最初で最後の号泣シーン。
もう2度と大阪で家族楽しく過ごしていた頃には戻れない。
でも、そのかわりに直之は祖母との和解等を経て幸せを手に入れる。
説教臭くない。高塔さんの一歩引いた態度がありがたく思える。
今回の事件以来、直之が不思議町へ行く回数が減りそうなのが残念。
まぁ中学生になるし、仕方ないのかもしれない。
だけど、彼は不思議町へいつでも行ける心がある。だから大丈夫だな、と思った。
そんな小説である。

ページ数が少ないので読みやすい。
内容的には小学生向けだが、高校生の自分でも楽しめた。
[ 2012/09/01 18:51 ] 書籍 小説 | TB(0) | CM(2)

僕とおじいちゃんと魔法の塔シリーズ

僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)
(2010/01/23)
香月 日輪

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僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)
(2010/05/25)
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(2010/09/25)
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僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫)
(2011/05/25)
香月 日輪

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僕とおじいちゃんと魔法の塔(5) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(5) (角川文庫)
(2012/07/25)
香月 日輪

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祝☆5巻目&コミック単行本化!!!
・・・と言いたいところだけど実はそこまで好きじゃないんだこのシリーズ。
でもコミックは欲しいなぁ。

個人的に1→5→2→4→3の順に好きなのだ。
1巻目が非常に好きなので、好きな本のシリーズの部類に入る。
実際ところどころためになる話がある・・・はずなのでお勧め。


あらすじ。
主人公の龍神(たつみ)は父母、弟妹に囲まれ幸せな暮らしを享受する毎日。
でもどことなく違和感を感じていた。
そんな中偶然見つけた不気味な塔で、死んだはずの祖父に出会う。
そこから彼の人生は大きく変わりだすのだ――。


ここからはネタバレ無しの感想。
元々チャレンジ(何年生だったか忘れた)の1コーナーとして連載されていたもの。
だから読みやすい。会話部分が多いからだろうか・・・あと子供独特の会話とか。
一冊一冊が薄いので特に一巻目が読書感想文としてもお勧め。
というか、あまりにも薄いので本を読むというより雑誌を読む様な感覚。

そして子供向けの本だが奥が深い。
結構高校生の自分が読んでいて胸が痛む描写がちらほら(色んな意味で)。
小中学生の時に読めばよかったかなぁ・・・。
ただちょっと説教臭いが否定できないのが現実。
キャラは個性的で飽きが無い(一部除き)。
私の好きなキャラは1巻目の時の龍神・龍神の親友・おじいちゃん・犬。

では今から5巻までのネタバレ感想。
1巻目は好きである。
いつかは誰もが親元を離れて巣立つものだ。
その時の悩みとか葛藤とか色々面白かった。
龍神の成長を基盤にしている小説のはずなのだが、この龍神…老成しますた。
いや2巻目でもう精神的に爺さんだよ仙人だよ何なんだよこの子。
5巻目では久々に苦悩する龍神が見られたのでいいとしよう。
信久君が最近萌えるw
爺ちゃんが相変わらずカッコいい。
だが魔女と天才の二人が駄目だ。
只でさえ最近上から目線になりつつあるこのシリーズで彼らの存在は辛い。
1巻目の龍神が新しい世界をキラキラした目で見る目線が懐かしい気もする。

2~4巻はほとんど同じような内容が続くので5巻目の感想に入る。
今回はいつもとちょっと趣向が違う。
薔薇も、
百合も、
NLもあるんだ何て豪華なんだw
一部嘘くさい話も混じるが、2~4よりはマシだ。
龍神の妹:晶子メインなので嬉しい。
今回はそれぞれの成長が見られたので満足。
天才魔女カップルの出番は少なめだったのでよかった、いやホント。
あの二人がいるとどうもなぁ。
天才への僻みとかそういうのではなく、
 成長物語に完璧な存在はいらないと思うぜ?ラスボス役以外は。

4巻目はごく微妙に鬱展開になる。
それと合わせて龍神達の上から目線トークが通常の5割増しになるんで気分が悪い。


色々と意見分かれるだろうなこのシリーズ。
でも下町不思議町物語は好きだ。
それにこの僕と~シリーズはやっぱり好きだ。

家・学校(又は社会)から離れた第三の居場所のある物語が大好きなんだ。
実際に香月作品はそういった第三の居場所は不気味な場所が多いが、
 たとえそういう場所でなくてもいいから、一歩日常から離れた居場所が欲しかった。
秘密基地でも何でもこういう場所に昔から憧れていたんだ。
いやぁ~身近にみたいな幽霊いたらもう最高なんだがなー。爺ちゃんウチに来てくれ。
そんなこんなで結局好きな作品になります。
世界観に惚れたら何度も読み返してしまうもんです…一巻だけ。
不思議町の感想はいつか書きましょう。では今回はこれで。
[ 2012/08/21 21:33 ] 書籍 小説 | TB(0) | CM(0)

レインツリーの国

レインツリーの国 (新潮文庫)レインツリーの国 (新潮文庫)
(2009/06/27)
有川 浩

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私にとっては、忘れられない本です。



・・・と書いたら完全にパクリになるので自分なりに書く。

私は図書館戦争シリーズ(以下図書戦)を読む前に、これを読みました。
現在図書戦は「内乱」の『兄と弟』前半を読んでいるところです。
そんなにわか図書戦ファンの感想と思って頂ければ嬉しいです。

まず注意事項を。
①内乱のネタバレ入る恐れあり。
②この本は内乱に書かれたエピソードを基にした小説です。
作者は女性です。そしてかなりベタ甘な恋愛小説が大好きな作者です←意外とこれ大事
④本の内容上、私の感想に差別的な単語が書かれていたり、不快な表現が入るかもしれません。
 しかし、これは作者の勉強不足によるものですので良化委員会無視しろ
 意図的なものではありません。


あらすじは、中途難聴者の女性とネットで知り合った男性が、時にはぶつかり合いながら
 互いの道を模索していくという恋愛小説。




(以下感想)
この小説を読んだ感想ってたいていこの2つでしょうか。
難聴者との恋愛が淡々と書かれていていて温かい感じの小説だった
難聴者との恋愛が書かれているが、所詮夢物語


上の感想を小牧・毬江派と呼ぶとするなら、下の感想は砂田派か。
ちなみに私はどちらかというと小牧・毬江派

確かに砂田派の言うように、この小説は完全に夢物語。酷く言えば作者の妄想の産物かもしれない。
だけど、希望を持つぐらい自由じゃないか。
一人の女性として、私は二人の行く先にレインツリーの国(歓喜の国)があると信じたい。

確かに難聴者との恋愛は難しい。実際この小説の二人は喧嘩もしたし、すれ違いだってあった。
自分の価値観を押し付けもした。(だって自分の好みでカノジョの外見を変えるのは流石に・・・ね)

だけど、フェアリーゲームの主人公&ヒロインのようにはなっていない、
少なくともこの物語の終わりまで、は。

・・・何故か。難聴者が身近にいない私にとってこの問題の答えを探すのは難しい。
伸さん、あんただって分からないだろう?人見ひとみさんも。

これからの人生、ひとみさんのような難聴者と職場が同じになるかもしれない。
 (いやもしかしたら配偶者が・・・!?)
そんな時が来てようやく、答えらしきものが見つかるのだろうか。
・・・いやいや、おつむの悪い私の事だから、分からない可能性の方が高いかもw


客観的に考えてみてもこの小説の難聴者に関する描写はおかしい部分は無い。
まぁ少し説明が多すぎるかもしれないが・・・これは作者が熱心に取材した結果だろう。

胸がキュンとする(こんな言葉使うの久しぶりだw)小説だが、同時にちょっとためになるかもしれない。
たまに読み返したくなる一冊だ。

駄文失礼。では。
[ 2012/06/29 00:29 ] 書籍 小説 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

グラタン

Author:グラタン
ご閲覧ありがとうございます。
レイトン教授と色々なアニメを
こよなく愛する人間でございます。
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