グラタンのパズル日記

日記とアニメの感想が主。時々レベルファイブ作品のネタを少々。
グラタンのパズル日記 TOP > 2014年12月

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白銀の意思 アルジェヴォルン

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逢坂良太、大西沙織 他

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アランダス連合王国軍の新兵であるススム・トキムネ上等兵は
独立第八部隊に所属するトレイルクリーガー(人型機動兵器)の操縦士。
隣国であるインゲルミア諸国統合体との戦いの最中にトキムネは
民間企業のエンジニアの女性、ジェイミー・ハザフォードと
彼女が運んでいた新型トレイルクリーガー「アルジェヴォルン」と出会う。


戦局が一組の男女と一体の戦闘用ロボットによって大きく変わっていく様子を描く。
始めた喧嘩していたトキムネとジェイミーが次第に親しくなり
アルジェヴォルンに携わる者として共に成長していく姿が印象的だった。
また戦争が激しくなりトキムネのアルジェヴォルン搭乗回数が増えていくうちに
次第に戦争を見守る上層部の人間達の思惑やアルジェヴォルンの秘密が
分かっていく…というロボットバトルものでは収まらなくなってくる。
これをロボットアニメと定義するのはどうもしっくりこない。

というか操縦士が主人公のはずなのにアルジェヴォルンの出番が少なかった。
最初の頃トキムネは軍人であるというのに後先考えずに動くことが多く
ジェイミーも何故初対面の男を殴ろうと思ったか未だに謎だ。
ロボより人間関係を濃密に描きたいというコンセプトは理解したが
だったらもう少し分かりやすく出来なかったものか…。
自分はロボットアニメ特有の専門用語だらけの会話が苦手なため、
キャラクター同士の駆け引きや日常生活での何気ないお喋りが多い方が助かるのだが
ここまでつまらないとどこを楽しめばいいのか分からなくなるんだよね。
ジェイミーちゃんは可愛いけど。

戦争のごく一部分を切り取った形でのストーリー構成だったこともあり
ロボットの熱い戦いはそんなに思いつくほど無いし、
結局主人公達軍人はお偉いさん達に振り回されるだけに見えたし、
お偉いさん達だってラストは拳銃で撃たれてバタバタ倒れて行ったし
ロボットの必要性があまり感じられなかったのだ。
勿論「何故ロボットは人型である必要があるのか?」等という野暮な質問じゃない。
人型ロボットを動かすというのは男の子のロマンの一つだってのは十分理解している。
ただね、ロボット以外のもので戦争の決着をつけられたら普通に違和感を覚えるよ。

結局何がしたかったのかがよく分かりませんでしたよ。
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[ 2014/12/31 15:03 ] アニメ ★★☆☆☆ | TB(0) | CM(0)

アカメが斬る!

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雨宮天、斉藤壮馬 他

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帝国の圧政から村を救う為、少年タツミは幼馴染のイエヤス、サヨと共に村を出た。
途中野盗に襲われ離れ離れになりながらも苦心して帝都に辿り着いたタツミは
念願の帝国軍に入隊しようとするが断られてしまう。
その後街の人間に有り金全てを騙し取られて途方に暮れるタツミだったが
偶然出会った貴族の少女に助けられ、護衛として働く事になった。
そんなある日、屋敷が殺し屋集団のナイトレイドに襲撃される。
同僚とともに駆けつけたタツミは、赤い目の殺し屋アカメと出会うのだった…。


帝国に蔓延る悪を討つべく暗躍する暗殺者達の物語。
始めは与えられた依頼を解決していく流れが、次第にナイトレイドと
ナイトレイド殲滅のために作られた特殊警察イェーガーズの争いへと発展していく。
しかしここまでで幾つかの質問が出てくるだろう。
①貴族の護衛であるタツミが主人公なのに何故殺し屋と警察がメインなのか?
②タツミと共に村を出た二人の幼馴染はこの後どう物語に絡むのか?
③タイトル通りアカメは斬るのか?…等々。
ネタバレになる部分を省きながら紹介していく事にしようか。
その分感想にあたる部分は少なくなるのでご了承願いたい。

まず①。村に仕送りを送るために帝都の貴族の下で働いていた少年が
何故血なまぐさい戦いの物語の主人公なのか、気になる人がいるかもしれない。
これに関しては「つべこべ言わずに1話を見ろ!」と言うことしか出来ないだろう。
このアニメは出来る限りネタバレに触れずに視聴する事がお勧めだ。
そうでないとこの作品の1話のインパクトが味わえないのである。
1話以降も何度かインパクトのある出来事が起こることがこの作品の特徴であるため
一定の覚悟を持っておかないと辛いかもしれない。
…とは言ってみたが、数話ぐらい見ていれば気づくだろうか。
このアニメ、死亡フラグが凄く分かりやすい。
余りにも多過ぎて「こいつらウケ狙いで言ってるんじゃないか?」と
疑いたくなってしまうぐらいだ。実際キャラは本気で言ってるんだから恐ろしい。
ここら辺一通りアニメを見た人間にとってはギャグとして扱われるだろうが、
そこまでアニメを見ていない人間にとってはこれ以上に無い良い教材だ。
がをられとセットで見る事を強くお勧めする。

さて②。これも1話のラストでちょっとしたサプライズがあるので
楽しみに取っておく。この答えが明かされると同時に
視聴者の方はこの作品特有のノリが理解出来ることだろう。
大丈夫、この二人はタツミと再会出来るから。
二人の安否を色々心配する暇があったら1話を早く見るべし。

③…あ、これは隠さず素直に書く。殆ど斬りません。
ぶっちゃけタツミの方がかなり斬ってる印象があるんだが…。
全話見終えた今、あのタイトルは変えるべきだったんじゃないかと思ってしまう。
タイトル詐欺と騒ぎ立てる程じゃないが、でもやっぱり不満が残る。

原作は知らないが、アニメの無理のない終わり方だったから一応文句は無い。
ただ基本お気に入りキャラから死んでいく展開が続いたので見ていてかなり辛かった。
キャラが立つほど死ぬ時のショックが大きいから仕方ないとは思うけど、やっぱり悲しい。
視聴者を振り回すことに関してはトップクラスの作品だね。
思っている以上に救いは無いのである。
[ 2014/12/29 12:36 ] アニメ ★★★☆☆ | TB(0) | CM(0)

棺姫のチャイカ

棺姫のチャイカ 第1巻 [Blu-ray]棺姫のチャイカ 第1巻 [Blu-ray]
(2014/06/27)
安済知佳、間島淳司 他

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かつて、世は戦乱の渦中にあった。ガズ帝国を治めていたアルトゥール・ガズ皇帝は
フェルビスト大陸全体に多大な影響を与えていた。彼を諸悪の根源と恐れていた
大陸の主要6か国は同盟を結び帝国へ侵攻。この時8人の戦士が皇帝を討ち取った。
後に八英雄と呼ばれる彼らはそれぞれ皇帝の遺体を持ち帰り、平安の世が訪れる。
その為特殊兵の青年トール・アキュラは、初陣前に仕事を無くしてしまった。
だらだらと毎日を過ごしていた彼は、ある日大きな棺を背負った白服の少女と出会う。
少女はチャイカ・トラバントと名乗り、また旅の目的を明かした。
それは父親であるガズ皇帝を弔うために遺体を集めたい、というものだったのだ。


皇帝の遺体を集めようとするチャイカと名乗る少女達とチャイカと共に旅をする仲間、
そしてチャイカを追跡し彼女らの秘密を探る政府の人間達…等といった
様々な立場にいる人々の思惑が交差するファンタジー作品。
1期である「棺姫のチャイカ」と2期である「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」の
両方に触れながら感想を書くことになるので、出来るだけネタバレは避けるつもりだ。

さて、この作品の世界は魔法に支配された物語の世界。
そもそもラノベ原作だからフィクションだろ、というツッコミは無しで。
現代風な部分が微塵も感じられない古き良きおとぎ話の世界なのだ。
色々設定が細かく決められているんだろうなぁというのが率直な感想。
そのためアニメオリジナルエピソードが随所に挟まれていたにも関わらず
物語がブレずに最後まで一貫した物だったことの安定感が素晴らしい。

また古さを感じる事もあるが、それを補うように「萌え」がスパイスとして
いい効果を発揮していた。今のアニメファンが好きになるタイプの萌えだ。
しかしこれがテンプレート的なものじゃない。
この作品一の萌えキャラは誰が何と言おうとチャイカ・トラバント。
そんな彼女の魅力は…片言、太眉。何とも田舎臭い娘を連想させるようなワードだが
これら無くしてはチャイカに非ずと思わずにはいられない程彼女は可愛い。
始め見た時はかなり衝撃的だったが、次第に彼女の虜になってしまった。

旅の途中で何度も白チャイカ達は別のチャイカと出会い、戦っていく。
この時のバトルシーンは見応えがある。作中様々な武器が登場するのだが
どのキャラクターもそれぞれの持ち味を生かした戦い方をしており
戦闘がただ単調な作業にならない作りになっているのだ。

さて肝心のストーリーだが、色々な部分が物語の根底に関わる秘密が隠されているので
そう簡単に書けないのが残念だ。原作と展開が違う部分がかなりあるらしいが
アニメを見ている限り不自然な個所は見られなかったので改悪部分は無いと思う。
ただ、一つだけ問題なのはラストがあまりにも駆け足だって事だ。
でも仕方ない。1期はともかく2期の話数はたったの10(1期は全12話)。
これじゃあどんな話も最後まできっちり描けるわけが無いだろう。
放送局の都合で最後はやや残念な出来になってしまったが、それでも最後まで
チャイカ達一行の戦いとチャイカの秘密を丁寧に作り上げたのは凄い。
普通なら「俺達の戦いはこれからだ!」みたいな終わり方になるところを
一つの物語として完成させたスタッフに感謝したい。
そしておそらくアニメとは別のエピローグを迎えるであろう原作が気になって仕方ない。
[ 2014/12/27 21:56 ] アニメ ★★★★☆ | TB(0) | CM(0)

ジャジェの奇妙な仲間達

見終わったアニメが増えたので感想を書き終えるまで時間がかかりそう。
という訳で「妹のセンスが分からない」そんなネタを一つ。





そんな妹に先程1期の1話を見せたところ、そこそこ興味をもってくれた。
「胃痛と貧血の生活環境の差に驚いたよ。ってか石仮面だっけ?あれ怖いね!
貧血はこのあとこの仮面付けるなんて大丈夫なの?」
と心配そうだったぜ。
[ 2014/12/23 22:06 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

ばらかもん

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(2014/09/24)
半田清舟:小野大輔、琴石なる:原涼子 他

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書道界で若き新鋭と呼ばれていた半田清舟は、受賞パーティーで自分の作品を
大衆の前で酷評した展示館の館長を感情まかせに殴りつけてしまう。
同じ書道家である父から頭を冷やすようにと言われ一人飛ばされた先は
自然豊かな長崎県の離島、五島だった。慣れない田舎暮らしを始めた半田は
少女・琴石なるをはじめとする島の住人達と出逢い、次第に成長していく。


都会っ子な書道家の若者と個性豊かな島民達との交流を描く。
ちなみにタイトルのばからもんは長崎弁で「元気者」の意味であり
ほぼ毎回のサブタイトルも長崎弁になっている。
そして島民(特に高齢者)のセリフが強烈に訛っているのだ!
そう言えば声優の一人が五島出身だったため、彼女が方言指導していたらしい。
方言で収録したテープを声優の方々に聴かせて演技させていたんだとか。
自分は比較的地元の方言と似ている部分があったため長崎弁特有の言葉以外は
割と理解できたのだが、東日本出身の方がどこまで聞き取れるかが気になる。
「いとなかと?」のダジャレとか完全にローカルなネタだからなぁ…。

まぁそれ以外は主人公の成長物語としてよく完成された作品だった。
感情的になった半田の暴力沙汰は確かに問題かもしれないが
それは彼の精神的幼さや違う意見を持った他者を認めない頑固さを表すのに
いい仕事をしていたと思うし、まだ完全に大人になったとは言えないけど
これからも島の人々に振り回されながら成長していけるんだな、と思える終わり方が
とても良かった。原作で一区切りついたところまでをアニメ化しているらしいが
成程道理で綺麗な終わり方だったわけだ。兎に角この先も変わらない毎日が、
そして半田の成長が感じられるエンディングだったのが満足である。

「長崎・五島」と地名を出している以上、そこの地域の特色を生かした
内容が求められる事になる訳だがその点に関しても文句のないクオリティだった。
先程書いた方言だけでなく、食事、住居、物資、島を囲む海…その他色々なものが
極限まで再現されていたのは嬉しい。自分は残念ながら長崎県民じゃないが
「そうそう、こういうの地元にあったあった」とうなずきながら見ていた。
特にお墓。長崎の墓参りの風習はかなり変わったものであるが、墓石に掘った字に
金箔を貼るのは自分の地元でもあった習慣だ。
あたしゃこのアニメを見て金文字が全国共通じゃないって初めて知ったよ。
…話がそれたが、島民たちが繰り広げるギャグや半田の成長だけでなく
こういう良い意味で無駄な知識が随所にちりばめられている。
異文化交流とは言い過ぎだろうが、知らない土地に来た時に
「どんな人」が「どんな風に」生活しているのかが分かりやすくていい。

余談だが、なるちゃんの素朴な子供としての魅力もまた良い点の一つ。
天真爛漫な彼女が画面に映るたびに癒されたり、ハラハラさせられたりと
作品の空気を一気に掴む魅力がたまらない。
他の子供もそれぞれ違った可愛さがあってなおよろし。
彼女を含めた島の子供達は全て子役が声優を務めているらしいが
子役の子供達が成長してしまう前に二期を出してほしいと願わずにはいられない。
[ 2014/12/20 15:47 ] アニメ ★★★★★ | TB(0) | CM(0)

月刊少女野崎くん

月刊少女野崎くん 第1巻 [Blu-ray]月刊少女野崎くん 第1巻 [Blu-ray]
(2014/09/24)
中村悠一、小澤亜李 他

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浪漫学園に通う女子高生の佐倉千代は、思い切って隣のクラスの野崎梅太郎に告白する。
ところが何故か野崎は佐倉に自分のサインを手渡し、その上自分の家に誘ったのだ。
突然のお誘いに期待と不安で胸いっぱいの佐倉だったが、野崎の家に入った時
彼のもう一つの顔を知る。何と野崎は大人気の「少女漫画家」だったのだ。


勘違いから始まった恋が、少女漫画化されていく。
そんな奇妙な恋愛関係をコメディ要素多めで描いていくのがこの作品だ。
野崎の事が大好きだが、その思いが上手く伝わらない佐倉。
佐倉や彼女以外のアシスタントを巻き込みながら少女漫画に打ち込む野崎。
こんな二人のもどかしい関係が、本当に笑えてしまうのだ。
勿論馬鹿にして笑っている訳じゃないぞ。
佐倉だっていつも野崎に対し直球でラブコールを送っている。
野崎はというと少女漫画をより面白くしようと色々検証を行っている。
この二つの「真面目さ」が上手い具合に化学反応を起こし、
登場人物たちのキャラクター性をより際立たせてくれるのだ。

野崎は少女漫画家でありながら初恋すら経験したことが無く、
その為色々なアイデアを考えていくのだが…そのアイデアが常識外れすぎる。
お約束を大事にしているはずなのに、そのお約束をぶち壊すようなものばかり。
夢見る少女な方々が見れば不快に思われるかもしれないが
よくよく考えて見れば少女漫画の表現って独特。
野崎のように真面目に向き合ってみると、多くの「あるある」ネタが
現実ではありえないものな場合が多いんだよなぁ。そこの説得力が凄いんだ。
文章だけで書くとその面白さが十分に伝わらないから、
気になる人はいますぐアニメか原作を手に取るんだ!!

正直キャラデザ自体はパッとする人はいない。
しかしメインの二人以外のどの人物も、皆性根が真っ直ぐでいい奴ばかりだ。
(約一名、視聴者のヘイトを集めるために存在しているような編集者がいるけど…)
気が付けば視聴者は彼らの内面の魅力に心動かされることだろう。
キャラの魅せ方とギャグのセンスが秀逸なアニメだった。
[ 2014/12/19 22:46 ] アニメ ★★★★★ | TB(0) | CM(0)

信長協奏曲

信長協奏曲(アニメーション) DVD BOX信長協奏曲(アニメーション) DVD BOX
(2015/01/21)
宮野真守、梶裕貴 他

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勉強が嫌いなサブローはごく普通の高校生。ある日突然戦国時代に
タイムスリップしてしまった彼は、そこで自分とうり二つの青年・織田信長と出会う。
病弱な信長から自分の代わりとして生きて欲しいと頼まれたサブローは
歴史の知識が殆ど無いまま織田信長としての人生を始めていくのだったが…。


新しい視点から戦国時代を描くちょっと変わった歴史アニメ。
一応歴史を変えてはいけないことを知りつつも、どうしたらいいのか分からない。
それでもサブローは奇抜なアイデアと類い稀なカリスマ性をもって
家臣を率いて戦い、手探りしながら歴史を作り上げていくのだ。
そのため、今我々が持っている歴史の知識とは異なる出来事が起こり
そしてそれがどう影響していくのかが全く予想できない。
(いや信長の人生のラストはどう考えても本能寺の変だけれども。)
悪く言えば見切り発車でいい加減ではあるが、先が予測不可能というスリルは
一度味わえば癖になってしまうのだ。適当に進めていながらも
しっかり歴史のお勉強になるポイントが多いのも視聴者としては嬉しい。

このアニメはロトスコープという手法を用いている。
そのせいかキャラクターの動きが他のアニメと比べて妙にリアル過ぎて違和感を
感じやすいものになっているが、これも慣れれば気にならなくなるだろう。
過去に一度原作を試読したことがあるが、原作の絵とあまり変わりが無かったので
大きなキャラクターデザインの変更は無かったのだと思われる。

この手の作品は「ifもの」と呼ばれるジャンルであり
過去に同じ系統の作品は多く世に出回って来た。
その中でもしっかり個性を出し、尚且つ面白いと思えるストーリー。
若干のダイジェスト感が否めないが大事な出来事をしっかりと抑えているし
何よりどの歴史上の人物も人間味があって面白い。私にとってはかなり好みであった。

で、この作品は原作の途中のキリのいいところで終わっている。
続きは原作の漫画を読むしかないのだろう。
ちょっと残念ではあるが、終わり方は綺麗だし原作の宣伝としては十分
その役割を果たせたんじゃないかと思うので良かったかな。

余談だが、タイトルの意味が分かったと同時にドキリとしたのは久々であった。
[ 2014/12/15 21:47 ] アニメ ★★★★☆ | TB(0) | CM(0)

M3~ソノ黒キ鋼~

M3~ソノ黒キ鋼~ Blu-ray BOX 1M3~ソノ黒キ鋼~ Blu-ray BOX 1
(2014/11/05)
松岡禎丞、日笠陽子 他

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東京に突如現れた「無明領域」。そこでは中にある物全てが「屍鋼(しばがね)」と化し、
屍鋼の集合体である多くの「イマシメ」が活動を続けていた。
無明領域を調査するために鷺沼アカシをはじめとする8人が集められる。
彼らチーム・ガルグイユは、調査を続けていくうちに無明領域の秘密を知っていく。


ロボットに乗る少年少女達の姿を描くホラー系ロボットアニメ。
もうね…終始雰囲気が暗い。キャラクター同士の関係もあまり綺麗なものではなく
すれ違いから生まれる憎しみ、恐怖といったそういう負の感情がむき出しになって
視聴者に襲い掛かってくる。そういう感覚を味わわされる事による辛さよ。
閉塞感を打開すべくもがき苦しんでも逆にどんどん事態が複雑になっていくのだ。
ロボットと巨大生物(?)のバトルがメインのはずなのに
いつの間にやら人間同士のドロドロとしたドラマが加速していった印象。
まぁ、事の発端もそういう昼ドラ的展開なんだけどもさ。

この作品は2クール。前半は専門用語の説明が多く、謎の全貌が分かりにくい。
そのため主人公達(と視聴者)は、訳が分からないまま仕事に追われ
ある者は苦悩し、ある者は逃げ出し、そしてある者は…と、散々だった。
そんなストーリーが続いていたが後半になり、彼らを囲む環境と
無明領域の秘密が分かっていくようになった事でやっと面白くなっていった。
でももう少し早く面白味が味わえる方が良かったかな。遅すぎるよ。

そう、この作品の一番の欠点は盛り上がるのが遅すぎた事だ。
別に作品の暗さや奇抜なキャラデザとかは問題じゃないのである。
よく言えば丁寧に、悪く言えばダラダラと描かれていた前半を経て
後半をどのぐらい楽しめたかで評価が分かれそうではある。
暗い雰囲気のアニメが嫌いな人は序盤で切ってしまいそうだしね。

あと敵となるキャラの心理描写が受け付けられなかったかな。
何か勝手に凹んで勝手に襲い掛かって勝手に反省しているように
見えてしまったから、もうお前らだけ別の次元で生活してろと言いたくなってしまう。
…キャラクターの描写に関しては、味方の女子キャラの個性が光っていたのに反し
主人公の薄さがどうしても気になった。チームの中にいるクレイジーな少年と
彼らを指導するマッドサイエンティストは面白かった。

自分は、前半と後半の評価を合わせてプラマイ0といった評価を出す。
でもあそこまでの絶望的な展開が続く中で、最終回綺麗な形で終わったことは
決して悪くは無いと思うのだ。終盤で説明しきれず中途半端に終わるよりマシだね。
[ 2014/12/14 18:17 ] アニメ ★★☆☆☆ | TB(0) | CM(0)

バディ・コンプレックス

バディ・コンプレックス 1 (限定版) [Blu-ray]バディ・コンプレックス 1 (限定版) [Blu-ray]
(2014/03/26)
松岡禎丞、内山昂輝 他

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二学期の始業式の日。主人公の渡瀬青葉が通う高校を巨大ロボットが襲う。
逃げ惑う彼を別の巨大ロボットへ導いたのは同級生の弓原雛だった。
彼女はロボットに乗り込み迫り来る敵と戦った結果、相手はロボットを自爆させる。
その時の爆発に巻き込まれた青葉は一人未来へと飛ばされてしまう。
「ディオが待ってる」…という雛の言葉に送られて。


突然未来の世界に飛ばされた主人公がロボットのパイロットとして戦うアニメ。
戦争の真っ最中である世界に飛ばされた一般人である青葉は
パイロットである少年、隼鷹・ディオ・ウェインバーグとペアを組み
ロボットに乗って敵国との戦いに身を投じていく事になるのだ。
で、この作品の特徴がディオと組んだきっかけにある。

軍は保護した青葉を調べたら、彼の特異体質について知る。
ディオと脳波の相性が良い事を示す「ナイスカップリング反応」が出たのだ。
これはパイロット同士を同調させる事でパワーを増大させる仕組みがあるのだが
うーん、これはBL好きな方を狙った設定なんだろうな。
毎回カップリングの良し悪しについての話題が出されるし
しかも専門用語の殆どがBLを連想させるものばかり。
真面目に作ったのか、狙ったのか、ギャグのつもりなのかよく分からない設定。
裏を返せば専門用語の多さに辟易してしまいがちな方でも分かり易いはず。
特に腐女子の方にはピッタリのアニメではないのだろうか…え?
こういう露骨に狙った作品はむしろ駄目?まぁいいじゃない。

さて本編はと言うと、案外ボーイズラブとは無縁のストーリー展開だったと思う。
一人の少女を追い続ける主人公と、彼の言動が理解できない堅物な相方という関係。
そんな凸凹コンビが次第に協力し合うことを覚え、共にロボットで戦う。
王道なストーリーなのだ。二人を取り囲む仲間達もいい人ばかり。
最初のインパクトが薄くなる分退屈に感じやすいだろうが、
皆が一致団結して戦争に立ち向かっていく姿勢はとてもいいと思った。

途中から謎がどんどん深まっていき、伏線が回収しないまま物語は終わる。
しかしまだ続きがあった。1クールのあとに2話の完結編があるのだ。
この完結編ではさっさと種明かしが行われ脳の処理が追いつかなかったが
今ゆっくり思い返すと確かに雑な部分は多かったが、
2話という制限の中、ここまでやりきれたのはむしろよくやったと思う。
地味だ。だがそこそこ面白いと思えたので個人的にはまぁまぁな感じ。
もう少し時間があればじっくり出来たと思うと少し残念だ。
[ 2014/12/07 12:59 ] アニメ ★★★☆☆ | TB(0) | CM(0)

グラスリップ

グラスリップ(1) [Blu-ray]グラスリップ(1) [Blu-ray]
(2014/10/01)
深川芹亜、早見沙織 他

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ガラス工房の娘・深水透子は4人の友人達といつも仲良く過ごしていた。
そんな高校最後の夏休み、沖倉駆という少年が突然転校してくる。
彼は、未来の声が聞けるのだと言う。そんな不思議な言葉を語りかけられた透子は
自分の中にとある感情が生まれたのを感じる。そしてその感情は次第に…。


ひと夏の出来事を中心に、主に5人の高校生達の心の揺れ動きを描く人間ドラマ。
特に、おそらく超能力と思われる不思議な力を持ったらしき駆と
彼に興味を持ち始めた透子の心の触れ合いがメインとなるだろう。
勿論二人以外の人物の葛藤や恋愛などの動きも見逃せない。

そもそも超能力というのは未知の存在である。
その為超能力を持ったことで人とは違う感覚を得た駆の言動は
普通の人間(視聴者)から見れば理解しにくいものばかりだ。
唯一透子は彼の事を理解するが、元々仲間達の中で一番浮いた印象である彼女も
我々から見れば別の次元の存在に感じられる事だろう。
更にその他の人物も独特の言葉でセリフを飾っているので
何故そういうセリフを言ったのか、何が伝えたいのか…等々
理解に苦しむ部分が多いのだ。ネット界隈ではこういう奴等の事を「電波系」と呼ぶ。
この電波系な人々の会話劇の内容を理解出来なければ大変つまらない作品なのだ。
というか見た人の殆どが理解できなさそうである。

このアニメでは専門用語が登場するが、それについての説明もないまま物語は進む。
妙に文学者を気取ったかのような言葉がぽんぽん飛び出し
ポエムのようなセリフを並べ、その意味深な会話の伏線は全く回収しないか
謎を引っ張った挙句、結局何の変哲も無いものだったかのオチが待っている。
本当によく分からないのだ。
きっと作り手は「こんなに高尚な会話が理解できる自分(達)は素晴らしい!
理解できない視聴者は馬鹿なのだ!」と言いたかったのだろうか。
だとしたら間違っている。作っている側は見ている側の人間より多くの事を知っている。
それをアニメーションを通して見ている側に伝えなければならない義務が
あるのではないのだろうか?全てとは言わない。でも少しでもいいから
視聴者が「なるほど!」と思える部分を作っていてほしかった。
こんな独りよがりな作品が好きになれる人なんてあまりいないだろう。

ここまで解説を欲した作品はあまりない。
説明不足なアニメは他にも沢山あるが、その中でも群を抜いて意味不明。
そんなに訳分からんのか気になると思った人は見た方が良い。
きっと良い時間の無駄になることだろう。
[ 2014/12/05 23:47 ] アニメ ★☆☆☆☆ | TB(0) | CM(0)

人生相談テレビアニメーション「人生」

人生相談テレビアニメーション 人生 Vol.1 [Blu-ray]人生相談テレビアニメーション 人生 Vol.1 [Blu-ray]
(2014/09/03)
内匠靖明、新田ひより 他

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九文学園第二新聞部では生徒からの人生相談を受け付けている。
今日も生徒から寄せられたお悩みを理系代表の遠藤梨乃、文系代表の九条ふみ、
体育会系代表の鈴木いくみら三人の回答係が回答を出し話し合うのだったが…。


それぞれ違う立場の三人の女子高生が出す奇抜な回答に同じ部員である主人公、
赤松勇樹を始めとする生徒達が振り回されていく学園コメディ。
タイトルにあるように、このアニメは10代後半の男女の悩みが基本であり
そこから話が発展していく様子が描かれているのである。
もしかしたら視聴者の中にも同じような悩みを抱える人がいるのかもしれない。
それに対し全然違う答えを出した三人の女子部員が自分の考えを各々実践しながら
一番回答としてふさわしい意見を導き出していくのが大まかな流れである。

大まかな流れであった。
第二新聞部のお悩み相談はどんどんおかしな方向へ進んでしまうのだ。
自分はここが頂けなかった点である。
人生相談に体当たりで挑む姿勢は最後まで崩さなかったのはいいのだが
次第に相談する事自体がストーリーの流れに添えるだけの何かになってしまったような
気がするのだ。主菜が副菜になっていつの間にやらデザートになっていた感じ。
その分キャラクターの個性が出ているのでギャグアニメとして見るには問題ないが
自分の場合、見たかったものと違うというギャップが早めに解消出来なかったので
ぐずぐずと不満を引きずってしまったままになった。
だからこそもう一度見直せば楽しめそうな気もするのだが、それはそれで
テンポのゆる~いやり取りを見させられる事にもなるのでギブアップ。

あ、一番上のDVDジャケットに載っている子は理系担当です。おいらこの子好きです。
[ 2014/12/04 15:21 ] アニメ ★★☆☆☆ | TB(0) | CM(0)

六畳間の侵略者!?

六畳間の侵略者!? 第1巻 (初回限定版)(健速書下し小説同梱) [Blu-ray]六畳間の侵略者!? 第1巻 (初回限定版)(健速書下し小説同梱) [Blu-ray]
(2014/09/24)
中村悠一、鈴木絵理 他

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高校入学と同時に一人暮らしをすることになった里見孝太郎。
早速アパート・ころな荘の106号室(敷金礼金無しで家賃月5000円)へ引っ越すのだが
そこは幽霊が出ると言う曰く付きの物件であり、それこそが格安である所以だった。
早速幽霊の東本願早苗が姿を現し先住権を主張するが孝太郎は譲ろうとしない。
その後も自称魔法少女の虹野ゆりか、地底人のキリハ、宇宙人の皇女ティアミリスが
106号室を狙いに次々と飛び込んでくる。それぞれの立場から部屋の所有権を
主張する少女達同士の戦いは次第に大きくなっていくのだったが…。


たった一つの部屋を巡って争う少女達と一人の少年の物語。ハーレムですな。
アパートの大家さんから平和的に戦うよう注意された一同は、
大家さんが作った「ころな陸戦規定」により平和的な手法を用いる事で
部屋の所有者を決める事に同意。それからは皆で楽しくゲームするようになるのだ。
そうしているうちに互いを仲間として認め合えるようになった彼らは
時々他所から容赦なくやって来る敵勢力に対し協力して戦うのだ。
そういったほのぼのとバトルが共存する中、居候の少女達は主人公の高校に転校し
更に学園モノとしての面を見せ始める。もう「何でもアリ」というのが作品の特徴だ。

普通は色々なジャンルを一緒くたにした作品は、次第に物語が破綻しがちだが
このアニメはそういう部分はあまり無かったように思うのだ。
それは主人公と少女らの結束が固いお陰だろうか。
目的が一切ブレずに話が進むので分かりやすいのである。
(この作品の設定上、いきなり超展開が起こってしまうのはご愛嬌。)
またチームの皆を信じているからこそ唐突に修羅場展開になることがない安心感、
各エピソードの出来の良さ…等々面白い部分が随所に見受けられるのもポイントが高い。

そもそも女の子達は孝太郎に惚れている訳じゃない様だ。
あくまで部屋の所有権が欲しいだけ。
そんな彼女らが孝太郎と同じ場所で生きていく様子は最早家族そのもの。
「ハーレム」と言うより「ホームドラマ」といった感じなのだ。
恋愛のいざこざが苦手だという人でも楽しめるアニメではないのだろうか。
余談だが自分はキリハさんが好きである。お姉さん系キャラっていいもんだ。
[ 2014/12/01 18:58 ] アニメ ★★★☆☆ | TB(0) | CM(0)
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