グラタンのパズル日記

日記とアニメの感想が主。時々レベルファイブ作品のネタを少々。
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仏陀再誕

仏陀再誕 [Blu-ray]仏陀再誕 [Blu-ray]
(2010/05/25)
子安武人、小清水亜美 他

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高校二年生の天河小夜子はジャーナリストになることを目指し、
新聞部の活動を熱心に続けていた。ところが、憧れていた新聞記者の自殺のニュースに
ショックを受けた彼女はその日から霊的な存在が見える体質になってしまう。
ある日、駅のホームにいた小夜子は自殺した記者の霊に引き込まれ
危うく電車にひかれそうになったところを小夜子の恋人の大学生・海原勇気に
助けられる。実は勇気にはある秘密があったのだ…。


悪い新興宗教関係者を倒すべく、仏陀の生まれ変わりである男の助けを借りながら戦う
ごく普通の女子高生の物語。…設定だけ見ればそこら辺の超能力バトルものっぽいな。
同名書籍及び法話を元に作られたアニメーション作品である。
こういう「宗教的」な作品はその宗教を信仰する人の集う施設だけで流されるはずだが
有名な声優を起用して、普通に宣伝して、世に送り出してしまった以上
自分は一つのアニメ作品として感想を書くつもりだ。
「その考え方はおかしい!」という方がいるかもしれないが
そもそもこのブログはその手の高尚なお話を鼻で笑う外道のものなので
諦めて別の仲間探しの旅に出かけた方が良いだろう。
以下、個人的な宗教観の話も入るかもしれないので声優目当てで見てる人も
それなりの覚悟を持って読んでね。

さて、この作品を見る前にお釈迦様(ゴータマ=シッダールタ)の人生について
あらかじめ予習しておいた方がより楽しめるだろう。
苦しむ人々を見て苦悩した王子は出家し、長い修行の末悟りの境地に達する。
その後彼は死ぬまで弟子や一般人に教えを説き続けたという。
そんなお釈迦様が転生することで生まれた日本人が
不思議な力を駆使して空を飛んだり、謎の病を治したりと
数々の奇跡を起こしているのだからこれはギャグと捉えて構わないだろう。
仏陀と同じ立川市民のユダヤ系救世主の人生には彼の起こした(っぽい)奇跡の
エピソードが信者の数ほどあるが、仏陀は幼少期のトンデモエピソード以降
そんなに奇跡を起こしてないような気がするのは自分だけでいい。

新興宗教をつくり後に聖人と崇められる教祖は、その殆どが長い時間をかけて
多くの人の信頼を獲得してきたからこそ聖人として歴史が認めてくれるものだと思う。
元々宗教ってのは怪しいものだ。凄くデリケートなものでもある。
だからこそこれを信じるのは人の自由だし、また信じないのも自由なはず。
何が言いたいかと言うと、こういうのを話題に出すor出される時
「相手が無宗教者、もしくは他宗教者だった時に示しそうな嫌悪感」と
「教義を説いても興味を示さない他者を精神的に追い込ませないマナー」が
あって当然だと思うんだ。これって別に宗教を別のものに置き換えても十分通じる。

しかし登場人物の一人、荒井東作(黒幕です)にはそのマナーが無かった。
彼と彼が指揮する組織の取った行動はバトルアニメの悪役とか詐欺師とかのそれの
テンプレに則ったようなものばかりで凄く分かりやすい素直な子達だったね。
あと荒井の顔、パラサイトに寄生されてるっぽい顔だった。
本当は良く分からん坊さん(ミキシン)の悪霊に取り憑かれてるだけだったけど。
あれ?悪霊が悪いのなら憑かれただけの荒井さんそんなに悪くないじゃん。
何勝手にハッピーをサイエンスさせてるんだアンタ。

一方の空野太陽(味方の超能力者。テラ子安)は不思議パワーで大体何とかしてくれる
凄くナルシストな人って感じが最初から最後まで一貫していたね。
それだけだったらまだいいんだろうけど(たぶんよくない)、
彼の凄さの魅せ方と、それを見た現代人の反応は違和感しか感じられなかった。
主人公も含め、新手の宗教に対する…先程書いた「嫌悪感」を抱かせることなく
あっという間に(自称)仏陀の弟子になっているんだよ。
まぁそれがこの手の作品のテンプレなんだけどね。
結局この人は作品自体の雑なつくりのせいで荒井と同種の人間にしか見えなかった。
というか二人とも声優が悪役に定評のある方だからどんなにいい事知っても
そう簡単に信じられないと自分の耳が耳が訴えかけてくるよ。
特に今放送中の某スタンドアニメ見れてばなぁ…。
子安さんはどうもこのアニメを作った宗教関係者の偉い人に声が似てるらしいけど
それを知ってより一層胡散臭さが増すのは声優オタクの逃れられぬカルマ。

奇跡を演出して人々を惑わせる悪魔同士のバトルは、評価が分かれるだろうね。
3Dとか微妙な作画とかで幾つかのアニメを見てきた人にとっては酷い出来に思えるし
彼の教えに賛同する人間にとってはどんなこともちっぽけな問題だろうし。
そのくせ死んだ主人公は恋人のキスで目覚めるんだな。宗教isファンタジー。

折角誰もが見られるものを作るなら、余計な思想抜きの本格的バトルを作るか
瞑想しながら宙に浮くようなスタイリッシュギャグアニメにするかで徹底して欲しい。
展開の雑さと中途半端な教訓を広めても意味ないと思うなぁ。
でもみんな幸せだからそれでいいね。宗教isハピネス。

どうでもいい話だけど、シャーマンの婆さんがカッコよかった。
この婆さんのキャラ立ち過ぎて他の人物が可哀想に思えるぐらいに。

サブリミナルな効果があるかもしれないので、視聴する時は注意してね!
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[ 2015/03/22 20:39 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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